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接骨院・整体院の「初診カウンセリング→施術プラン提案書」を自動生成するAIエージェントの作り方【2026年】

夜21時、接骨院の院長のあなたは最後の患者を見送り、診療室で1人になりました。今日の新患は3名。それぞれのカウンセリング内容(既往歴・痛みの場所・生活習慣・希望する治療頻度)をカルテにまとめながら、施術プラン提案書を書き起こします。患者ごとに通院ペース・物販提案・保険適用範囲・次回までの自宅ケアアドバイスを整理する作業に、1名あたり12〜15分。3名で約40分。これを毎晩、診療終了後に行っています——。

接骨院・整体院は 「カウンセリングの質×施術プランの個別最適化×患者ごとのコミュニケーション」 が長期通院・リピート率を左右する業界です。柔道整復師の施術には保険適用範囲(骨折・脱臼・打撲・捻挫の急性期外傷)と適用外範囲(慢性的な肩こり・腰痛等)があり、患者ごとに 適切な説明と判断 が求められます。さらに2026年現在、整体院・整骨院・接骨院のサービスの違いに対する患者の理解度はバラつきがあり、初診時の丁寧な説明が信頼関係の起点になります。

この記事では、初診時のカウンセリングメモから、施術プラン提案書 + 保険適用範囲の判定補助 + 次回予約推奨タイミング + ホームケアアドバイスまでを5分以内に生成するAIエージェントを、コピペで使える実装プロンプト付きで解説します。

なぜ接骨院・整体院の「夜の事務作業」は終わらないのか

カウンセリング記録の重さ

接骨院・整体院の初診カウンセリングでは、次の情報を聴取・記録します。

| 聴取項目 | 記録の重要性 |
|———|———-|
| 主訴(痛み・違和感の場所と程度) | 施術プランの起点 |
| 既往歴・手術歴 | 禁忌事項の判断 |
| 生活習慣(仕事・運動・睡眠) | 慢性化の原因特定 |
| 痛みの発生時期・経緯 | 急性期/慢性期の判別 → 保険適用判断 |
| 希望する通院頻度・予算感 | 治療継続の現実性 |
| 過去の治療歴(他院・整形外科) | アプローチの差別化 |

これらを 「患者が安心できる施術プラン提案書」に翻訳する作業は、院長・施術者の専門知識と表現力に依存します。1名あたり12〜15分の事務作業時間の積み重ねが、診療終了後の延長残業の主因になっています。

保険適用判定の悩ましさ

柔道整復師の施術費用は、急性期の外傷(骨折・脱臼・打撲・捻挫)には健康保険が適用されますが、慢性的な肩こり・腰痛などには適用されません(厚労省通達ベース)。患者には正確な説明が必要ですが、患者の主訴から保険適用可否を判定し、適切な言葉で説明する作業は熟練の判断力が求められます。これも夜の事務作業を長くしている要因です。

物販・ホームケア提案の機会損失

接骨院・整体院では、サポーター・湿布・テーピング・トレーニンググッズ等の物販が副次収入源になります。さらに自宅でのホームケア指導(ストレッチ・姿勢改善)が次回通院時の効果に直結します。しかし、夜の事務作業で疲れた状態で「この患者には何を提案すべきか」を毎回考えるのは、機会損失が起きやすい構造になっています。

After:AIエージェント導入後の業務フロー

Before(現状)

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診療中、新患3名のカウンセリング実施(紙カルテに走り書き)

夜21時、診療終了後に1人ずつ施術プラン提案書を作成
– 主訴の整理
– 保険適用範囲の判定
– 通院ペース・施術内容の設計
– 物販・ホームケア提案
1名12〜15分 × 3名 = 約40分

夜22時、退勤
合計:診療終了後40分の事務作業
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After(AIエージェント導入後)

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診療中、各カウンセリング終了直後に院長が30秒〜1分の音声メモ
「A様、40代女性、肩こり主訴、デスクワーク中心、過去整形外科で
ストレートネック診断、月2回の通院希望」

診療終了後、3名分の音声を文字起こし(自動・3〜5分)

AIエージェントに3名分のメモ + 院の方針を投入

3〜5分で3名分の生成:
– 施術プラン提案書(患者向け文体)
– 保険適用範囲の判定補助
– 次回予約推奨タイミング
– 物販・ホームケアアドバイス案
– 患者ごとに伝えるべきポイント

院長が10分で各提案書を最終チェック・調整
合計:診療終了後15分
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Before:診療終了後40分 → After:診療終了後15分。1日25分の時間が浮き、週5営業日で週2時間以上の業務削減になります。

実装プロンプト(完全公開)

このAIエージェントは、ChatGPT・Claude等の汎用LLMで動作します。実装プロンプトを以下に完全公開します。ChatGPTで動作確認しています(2026年5月時点)

プロンプト本体

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あなたは接骨院・整体院の院長を15年経験し、患者リピート率と1人あたり通院期間で支店トップを取り続けてきた柔道整復師です。
以下の入力情報をもとに、初診患者向けの施術プラン提案書 + 保険適用判定補助 + 次回予約推奨 + ホームケアアドバイスを生成してください。

【院の情報】
– 院の種別:(接骨院 / 整体院 / 整骨院 / 治療院)
– 提供サービス:(保険適用施術 / 自費施術 / 両方併用)
– 院の特色:(例:女性スタッフ多め・スポーツ整体特化等)

【新患の基本情報】
– 仮名・年齢・性別:(例:A様・42歳・女性)
– 主訴:(例:肩こり・首の痛み)
– 痛みの程度・発生時期:(例:3ヶ月前から徐々に・現在 NRS 6/10)
– 既往歴・手術歴:
– 服薬中の薬:
– 生活習慣:(仕事・運動・睡眠)
– 過去の治療歴:(他院・整形外科の受診歴)
– 通院希望頻度:
– 予算感:

【院でできる施術メニュー】
– 例:手技療法・電気療法・温熱療法・骨盤矯正・スポーツテーピング・自費オーダーメイド施術

【出力フォーマット】
■1. 施術プラン提案書(患者向け文体)
– 冒頭挨拶(1〜2行・温かいトーン)
– 主訴の整理と原因仮説
– 提案する施術内容(保険/自費の区別を明示)
– 通院ペースの推奨(最初の1ヶ月・2〜3ヶ月の見通し)
– 施術中の留意点(過度に楽観的な表現は避ける)
– 自宅で取り組んでほしいケア(3つ程度)

■2. 保険適用範囲の判定補助
– 主訴は急性期外傷(骨折・脱臼・打撲・捻挫)に該当する可能性があるか
– 該当する場合:保険適用の説明文ドラフト
– 該当しない場合:自費施術の必要性とその根拠
– ※最終判定は院長本人の責任で行うことを明記

■3. 次回予約推奨タイミング
– 1回目→2回目の推奨間隔
– 2回目以降のペース
– 予約取り消し・延期時の代替案

■4. 物販・ホームケアアドバイス案
– 患者の生活習慣・症状に合った物販候補(サポーター・湿布等)
– ホームケア(ストレッチ・姿勢改善)の3つ提案
– 押し売り感が出ない自然な提案文

■5. 患者ごとに伝えるべきコミュニケーションポイント
– 患者の不安を察知できるポイント
– 信頼関係構築のための一言

【ルール】
– 効果保証の断定(「絶対治る」「必ず痛みが消える」)は厳禁
– 「医師の同意が必要な施術」(骨折・脱臼の継続施術等)は院長判断と明示
– 患者プライバシーへの配慮(生活習慣・職業・家族事情の取扱)
– 不明な情報は【要確認:◯◯】とプレースホルダーで残す
– 物販・ホームケアの提案は「症状改善に資する根拠」とセットにする
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このプロンプトの設計ポイント

1. 5セクション構造で接骨院・整体院業務を網羅
施術プラン→保険適用判定→次回予約→物販・ホームケア→コミュニケーションポイント まで、院長が新患対応で必要な全要素を一気通貫で生成。

2. 保険適用判定を独立セクションに
柔道整復師の施術は保険適用範囲が複雑で、患者への説明ミスは経営リスクに直結します。AIに事前判定補助をさせ、最終判断は院長本人というルールで安全運用。

3. 物販・ホームケア提案の自然さ
押し売り感が出ない提案文を生成することで、患者との信頼関係を保ちながら副次収入の機会を逃さない設計。

4. 効果保証表現の徹底排除
「絶対治る」「必ず痛みが消える」等の断定は薬機法・景表法・消費者保護の観点で重大リスク。プロンプトのルール欄で明示的に禁止。

AI業務活用を体系的に学びたい院長向け

このプロンプトを使い始めて「院運営全体をAIで効率化したい」と感じた方には、Udemyの体系的なAI業務活用講座が向いています。接骨院・整体院特化講座は限定的ですが、ChatGPT・Claude等の汎用講座を1〜2本受講するだけで、HP更新・SNS集客投稿・ブログ記事・新人スタッフ研修資料など、横展開できる場面が一気に広がります。

[→ UdemyでAI・ChatGPT業務活用講座を探す(買い切り型)](https://trk.udemy.com/c/7221214/3193860/39854)

物販・ホームケア商品の販売動線をオンライン化する

このAIエージェントを継続運用すると、患者ごとに個別最適化された物販・ホームケア提案が安定して出せるようになります。一方で、提案された商品を院内在庫だけに頼ると、品揃え・在庫リスクが課題になります。

ここで使えるのが、ネットショップ作成サービスの STORES です。STORES は無料プランから始められるECプラットフォームで、サポーター・湿布・トレーニンググッズ等の物販ページをノーコードで構築・決済まで完結できます。AIエージェントが生成した「物販・ホームケアアドバイス」のテキストをそのまま商品ページに転用したり、患者にショップURLを渡して自宅で注文してもらう運用にすれば、院内在庫を持たずに物販売上を作れます。

[→ STORES(ストアーズ)公式サイトを見る(無料プランあり)](STORESアフィリエイトリンク)

実運用で押さえるべき3つの注意点

1. 患者の医療情報・個人情報の取り扱いを最優先する

接骨院・整体院は 患者の既往歴・服薬・生活習慣・家族事情 など、医療プライバシーに該当する情報を扱います。AIに入力する前に、患者氏名・住所・電話番号・勤務先を仮名(A様・B様)に置き換える運用を徹底してください。院内のAI利用ポリシーがあれば必ず確認します。個人情報保護法・医療情報の取り扱いガイドラインを最優先します。

2. AI出力の最終チェックは院長が必ず行う

AIエージェントの出力は8割の完成度です。柔道整復師としての施術判断・保険適用範囲の最終判定・患者の禁忌事項チェックは、院長本人にしか正しく判断できません。「AIが書いた施術プランをそのまま患者に渡す」は絶対にしないでください。

3. 効果保証・薬機法・景表法に違反しない表現を徹底

接骨院・整体院は 薬機法・景品表示法・消費者保護関連法 の規制対象です。「絶対治る」「必ず効果が出る」等の効果保証表現は重大な経営リスクになります。プロンプトのルール欄でこれを禁止していますが、AIの出力を最終確認する院長本人が必ず違反表現がないかをチェックしてください。

よくある質問

Q1. 音声メモは何で取ればいい?

スマホ標準のボイスメモ・ボイスレコーダーアプリで十分です。文字起こしには、ChatGPTの音声入力機能や、PLAUD NOTE のようなAI連携文字起こしデバイスを使うと、カウンセリング直後30秒〜1分の音声から自動でテキスト化できます。

Q2. 整体院(保険外施術中心)でも使える?

使えます。プロンプトの「院の種別」欄を「整体院」に切り替え、保険適用判定セクションを「自費施術の根拠説明」に置き換えれば、整体院・治療院でも同じワークフローが機能します。

Q3. 月の費用感はどれくらい?

ChatGPT Plus 月20ドル(約3,000円)+ STORES 無料プラン(成果報酬型)で、月3,000円から始められます。週2時間以上の業務削減を考えると、人件費換算で十分にペイします。

Q4. AIで書いた施術プラン感が患者に伝わると失礼ではないか心配

AIの初稿そのままだとテンプレ感が出ます。院長ならではの一言(「先ほどのカウンセリングで気になった姿勢のクセを踏まえると…」「お子様の運動会前ということで…」など)を必ず1〜2行加えることで、AI生成感を消せます。これは院長本人の観察情報なので、AIにはできない差別化要素です。

まとめ:診療終了後の40分を15分に圧縮し、患者ケアの本質に時間を戻そう

接骨院・整体院の経営は、患者一人ひとりとの信頼関係の積み重ねです。施術プラン提案書はその信頼の最前線にあるツールであり、書類業務の重さで質が落ちると、リピート率という形で必ず跳ね返ります。事務作業を圧縮した分の時間を「カウンセリングの深掘り」「自宅ケア指導の充実」「自分の生活時間」に振り向けることが、長期的な院経営の持続性を高めます

要点を整理します。

Before:夜21時から3名分・40分の手書き施術プラン作成
After:音声メモ + AIエージェントで15分に圧縮
実装:汎用LLM(ChatGPT等)に本記事のプロンプトを貼り付けるだけ
物販拡張:STORESで物販・ホームケア商品の販売動線をオンライン化
大原則:個人情報配慮 / 院長の最終チェック / 効果保証表現の徹底排除

来週月曜の最初のカウンセリング後、施術前に車に戻るタイミングで、スマホに30秒だけ患者の主訴と気がかり点を録音してみてください。診療終了後の22時、いつもより1時間早く家に帰っている自分に出会えます。

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